★おいしい山型食パンの作り方★
● 材 料 パン焼き器 1.5斤用 ●準備していただくもの
強力粉 450g(4.5カップ弱) ・めん棒または家庭用ラップ
ドライイースト 9g(小さじ3) ・カードまたは包丁
砂糖 23g(大さじ3弱) ・キャンバス地または目の粗い厚手の布
牛乳 120cc(大さじ8) ・ぬれ布巾
200cc(1カップ) ・ステンレス製のボール(直径24cmくらい)
9g(小さじ1.5強) ・木ベラ
バター(またはマーガリン) 23g(大さじ1.5強) ・オーブンシート
 1.生地作り  作業時間:約15〜20分を目安にしてください。
1.材料を混ぜる 2.生地をこねる
バター以外の材料を混ぜてこねます。水分(水や牛乳)は30〜35℃くらいに温めてから加えます。強力粉は半分ずつ入れると、早くムラなく混ざります。

POINT
木ベラ等で手早く混ぜてください。
生地をダンボールから台に移します。「の」の字を描くように両手で生地を押しながら回しながらこねるとムラなくこねることができます。
3.バターを加える
生地が手に付かなくなったところでバターを入れます。少しずつ入れると練りこみやすくなります。
5.こね上がり
おもちのように表面がツルンとして、伸びがよくなれば生地の準備は完了です。
4.伸ばしてたたく
コシのある生地に仕上げるために、台にたたきつけるようにして伸ばし、まとめてこねます。それを数回繰り返します。
 2.一次発酵  暖かい時期(6月〜9月)はオーブンを使わず、直射日光の当たらない場所で発酵出来ます。
1.生地の発酵準備 2.一次発酵
まず始めにボールの内側にバターを塗ります。生地は両手で巻き込むように丸め、底の閉じ目をしっかりつまんだままボールの中で転がし、表面にバターを付けます。

POINT
生地の表面を乾燥から防ぐことが上手な発酵のコツです。
生地の閉じ目を下にしてボールに入れ、ラップをかけて2〜2.5倍にふくらむまでオーブンで一次発酵させます。(温度25〜30℃で約60分間)

POINT

温度を一定に保ち、発酵を行います。
3.フィンガーテスト 5.再発酵
生地の中央に粉をつけた指を差し込みます。穴が元に戻らなかれば一次発酵が完了です。
再び生地を軽く丸め、約30分間再発酵させます。

POINT
この再発酵は、コシや粘りを出したい時に行います。早く焼きたい場合は、再発酵を行わなわなくても充分においしいパンを焼くことができます。
4.ガス抜き
キャンバス地の布の上に、カードを使って生地をそっとはがすように出します。この時、自然にガスが抜けて縮んでいきます。
 3.ベンチタイム
1.生地の二分割 2.丸めて20分間ベンチタイム
生地を台の上に移し、カードまたは包丁を使い2等分に切ります

POINT
手でちぎると生地が傷みますので注意してください。
一つずつ生地を丸め、閉じ目を下にしてキャンバス地の布の上に並べます。乾燥を防ぐためさらに上からキャンバス地の布をかけ、その上から硬く絞ったぬれ布巾で覆い約20分間生地を休ませます。
 4.生地の成形
1.めん棒で伸ばす 2.二次発酵
キャンバス地の布の上でめん棒を使って生地を伸ばします。

POINT
めん棒は家庭用ラップでも代用が出来ます。
左右を折りたたみ、長方形にしてから俵型に巻き込みます。

POINT
あまりきつく巻くと、中心が発酵しにくいので注意してください。
 5.二次発酵
1.容器に生地を入れる 2.二次発酵
パン焼き器にオーブンシートをセットし、生地の巻き端が下になるよう容器に入れ、ラップをかけて二次発酵を行います。 生地が2〜2.5倍にふくらむまでオーブンで二次発酵させます。(温度30〜37℃で約60分間)
※パン焼き器のふたはご使用にならないでください。


POINT
一次発酵時よりも少し高めの温度で発酵させます。
 6.オーブンで焼く
1.ラップを取って焼く おいしい山型食パンの出来上がり!
ラップを取って190℃のオーブンで約40分間焼きます。
※パン焼き器のふたはご使用にならないでください。

焼きあがったパンはそのままパン焼き器で保存してください。パン焼き器が保存容器になります。
市販のパンの穂損にも適した容器です。
2.荒熱を取る
焼き上がりましたら容器からパンを取り出して網にのせ荒熱を取ります。この時、火傷に充分ご注意ください。
おいしいパンが焼ける理由・しっとりもちもちのパンが保存できる理由
このパン焼き器は多孔質陶土を使用しています。多孔質とは、材質中にとても細かい多くの穴が空いている物質です。そのため熱がじっくりと時間をかけて生地へ伝わり、セラミック特有の遠赤外線効果と併せてふっくらとしたおいしいパンが焼きあがります。また多孔質の容器が空気中の湿気を吸収・排泄して容器内の温度を自然とコントロールするため、パンのしっとり感、もちもち感をより長く保持することができます。